のっぽさん喋らない理由は演出?本当はおしゃべりだった!

のっぽさん喋らない理由は演出?本当はおしゃべりだった!

懐かしのNHK教育番組「できるかな」で着ぐるみの人形「ゴン太くん」と一緒に、

器用に工作を披露していたのっぽさん。

のっぽさんの特徴と言えば、何と言っても「喋らない」という事ですよね。

のっぽさんが喋らない理由は一体なぜなのでしょうか?

今回の記事内容は…

のっぽさんが喋らない理由はなぜ?

のっぽさんは本当はおしゃべりだった?

のっぽさんが喋るようになったのはいつから?

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目次

のっぽさんが喋らない理由はなぜ?

できるかなののっぽさんとゴン太くん

1970~90年まで、NHK教育番組で放送されていた「できるかな」。

「できるかな」に出演していたのっぽさんは、番組中まったく喋らない事で有名だったんですよね。

↑まさにこの動画のような感じで、のっぽさんは、まったく喋らないし、

相棒の着ぐるみ人形「ゴン太くん」はずっとウホウホ言っていて…

今考えると、なぞ…ですよね。

なのに、身振り手振りで上手に工作を作り上げていく姿が、

子供たちに大人気だったんですよね。

のっぽさんが喋らない理由はなぜだったのでしょうか?

結論から先に申し上げると…

のっぽさんが喋らなかったのは番組の演出の為

というのが有力だと思われます。

のっぽさんが「話せない人」だったからではない

個人的には、「できるかな」を見ていた子供時代、

「のっぽさんは喋れない人なんだろうな…」と思い込んでいたのですが、

実はのっぽさんは「喋れない」のではなく「喋らなかった」だけなんですよね。

事実、のっぽさん自身が番組内で喋らない理由について、

「無駄なおしゃべりをすることで工作に集中できなくなるから」

という趣旨の回答をされているんです。

のっぽさんが喋らない理由

つまり、

「できるかな」は子供向けの工作番組だったので、

のっぽさんが「あえてしゃべらず」、身振り手振りのみにすることで、

自分にフォーカスされる事ではなく、

工作のやり方、楽しみ方に子供たちの注目が集まるように…という狙いがあったという事なのでしょうね!

20年間も言葉を発しないなんて本当に大変だったと思うのですが、

のっぽさんの「どうすれば子供に工作の楽しさを伝えられるか?」という配慮があったからこそ、

「できるかな」という番組がたくさんの子供たちに愛されてきたのですね。

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のっぽさんは本当はおしゃべりだった?

できるかな時代ののっぽさん

「できるかな」の番組内では、まったく喋らずに工作やダンスをなさっていたのっぽさんですが、

実は本当は「おしゃべりだった」そうなんです。

事実、のっぽさんは「できるかな」卒業後は、様々な番組でご自身の言葉でお話をなさっているんですよね。

…のっぽさん、全然普通にしゃべってますね(笑)

喋らないのっぽさんを覚えている私と同じ世代の方には、かなり衝撃だと思いますが、

「できるかな」の番組内では「あえて喋らないようにしていただけ」という事がよくわかりますよね!

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のっぽさんが喋るようになったのはいつから?

晩年ののっぽさん

「できるかな」では20年間、ご自身のポリシーを守ってずっと喋らなかったのっぽさん。

では、のっぽさんが初めてしゃべったのはいつからなのでしょうか?

実は、「できるかな」の最終回でカメラの前の子供たちに向けて初めて話をされているんです。

「あ~あ、しゃべっちゃった!」という一言に、

20年間しっかり番組をやりきった!…というのっぽさんの気持ちのすべてが込められているように感じますよね。

この「できるかな」の最終回で、「自分は本当は喋れるんだよ~」という真実を子供たちに明かして以降、

他の番組でも喋る姿を見せるようになりました。

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まとめ

本日は、NHKの教育番組「できるかな」に出演されていた「のっぽさん」について、

喋らないのはなぜなのか?についてご紹介させて頂きました。

  • のっぽさんが喋らない理由は喋れないからではなく、番組の演出の為
  • のっぽさんは本当はおしゃべり…というか、普通にしゃべる人
  • のっぽさんが初めて喋ったのは、「できるかな」の最終回

実は2022年に亡くなられていたことがわかったのっぽさん。

生前、「自分の死後半年間は公表を控えて欲しい…」という意向を告げられていたとのことですが、

自分の事で騒ぎになってほしくない…

「できるかな」を懐かしく思い出してくれるだけでいい…

というのっぽさんの気持ちが表れている様で個人的にとても胸が熱くなりました。

自分個人が何かべらべら喋るよりも、自分が作り出す工作を見て子供たちに心から楽しんでもらいたい…

という、のっぽさんの「できるかな」時代に20年間も喋らず番組をやり遂げた理由とも通じる部分を感じますよね。

素敵な番組をありがとうございました。

心からご冥福をお祈りいたします。

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